名前¶
Filesys::DiskFree -- 移植可能な方法でUnixコマンド'df'をおこなう
概要¶
use Filesys::DiskFree;
$handle = new Filesys::DiskFree;
$handle->df();
print "The root device is ".$handle->device("/")."\n";
print "It has ".$handle->avail("/")." bytes available\n";
print "It has ".$handle->total("/")." bytes total\n";
print "It has ".$handle->used("/")." bytes used\n";
説明¶
Filesys::DiskFreeは概ねunixコマンドdf(1)がおこなうことをします。 マウントされているディスクと使用された、そして使用可能な 空き領域の量を一覧にします。
関数¶
- Filesys::DiskFree->set('option' => 'value')
-
モジュールでのさまざまなオプションを設定します。
もっとも変更されるオプションはmodeです。これはblocksかinodesに することができます。デフォルトではblocksが使われます。
load()関数を使って'外部の'OSからファイルw読み込むならば、formatが 使われるかもしれません。これは$^O変数に設定されているようなOSの名前を 取ります。
そのオプションの前の値を返します。
- Filesys::DiskFree->df()
-
'df'コマンドを実行し、後で使うためにその値を保管します。
- Filesys::DiskFree->command()
-
現在のフォーマットのための'df'コマンドを行うために適切なコマンドを 返します。リモート・システムでdfを呼び出したいときに使われます。 ローカルなdfのためにはdf()メソッドを利用してください。
適切なコマンドがなければundefを返します。
- Filesys::DiskFree->load($line)
-
'df'の出力を読み込みます。$lineはスカラーあるいはファイル・ハンドルに することができます。$lineがファイルハンドルであれば、そのファイルハンドルはEOFまで 読み込まれます。
失敗するとundefを返します。
- Filesys::DiskFree->disks()
-
分かっている全てのディスクを返します。
- Filesys::DiskFree->device($id)
-
$idのためのデバイスを返します。$idはディスクのデバイス名あるいは ファイル名が入っているスカラーで、ディスクの場合にはそれに格納されている ファイル名が使われます。ファイル名が'/'から始まらなければ、 "/"であるかのように扱われます。
- Filesys::DiskFree->mount($id)
-
$idのためのマウント・ポイントを返します。$idはディスクのデバイス名か ファイル名が入ったスカラーです。ディスクの場合には、それに格納されている ファイル名が使われます。
- Filesys::DiskFree->avail($id)
-
$idのために利用可能な領域のバイト数を返します。$idはディスクのデバイス名あるいは ファイル名が入っているスカラーで、ディスクの場合にはそれに格納されている ファイル名が使われます。
- Filesys::DiskFree->total($id)
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$idのために全体な領域のバイト数を返します。$idはディスクのデバイス名あるいは ファイル名が入っているスカラーで、ディスクの場合にはそれに格納されている ファイル名が使われます。
- Filesys::DiskFree->used($id)
-
$idで使用済み領域のバイト数を返します。$idはディスクのデバイス名あるいは ファイル名が入っているスカラーで、ディスクの場合にはそれに格納されている ファイル名が使われます。
バグ¶
より多くのフォーマットをサポートするべきです。現在はLinux、Irix、Solaris そしてBSDがサポートされています。他のフォーマットは利用できるようになったら 追加されます。あなたOSの名前、バージョン、利用するのに'最もよい'dfオプション そしてそれらのオプションでのdfの出力、そしてサポートされていないフォーマットに アクセスしたら$^Oの内容をどうか送ってください。
作者(=AUTHOR)¶
Alan R. Barclay <[email protected]>
翻訳者¶
川合 孝典([email protected])